MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdrive
ブルース、ロックンロール好きには堪らないオーバードライブの記事です。
抜群のピッキングレスポンスを誇るオーバードライブペダルです。
スウェーデンのビルダー、BJFが設計するドライブペダルで、幻のダンブルアンプが醸し出すクリーンのようで歪んでいる、或いは歪んでいるようでとてもクリーン。そんな上質なサウンドをギタリストの手元でコントロールできるような効き方をしてくれます。ダンブルアンプといえばラリー・カールトンやロベン・フォードが使用している事で有名なアンプです。
まずは公式動画を御覧ください。
ギタリストのピッキングの強弱にとても良く反応してくれています。
続いてはテレキャス、ストラト、SGの3種類でそれぞれ引き分けている動画です。
いかがでしょうか?
トラディショナルなロックやブルースにいかにもピッタリなドライブサウンドですよね。
個人的にはGRETSCHのG6120、GibsonのES-335のようなフルアコ、セミアコとFenderのアンプを組み合わせて使う時にこのペダルがファーストチョイスです。相性抜群です。
このペダルの良い所はDRIVEをフルにしてもあまり強くない歪みでしょう。巷に溢れるペダルの多くはONにすると「ペダルの音」になってしまいますがこのSweet Honey Overdriveはそんな事はありません。
最初にアンプを綺麗なクリーントーンが鳴らせるようにセッティングにした後にこのペダルを踏めばアンプの音を殺しません。
ですのでステージの間中はずっとペダルをONの状態にしたまま手元のピッキングのコントロールで様々な音色を出すことができます。ギタリストの感情の高まりに追従してくれる非常に表現力豊かなオーバードライブペダルです。
もちろんですが、アンプを歪ませた状態で踏み込んでもアンプの良さを消さずに力強くプッシュしてくれる良いブースターとしても機能しますよ。
現在ではハンドワイヤードで製作されているモデルとプリント基板の2種類のタイプがあります。反応の良さや押し出しの強さ、ヌケはやはりハンドワイヤードの方が有利です。
MAD PROFESSOR ( マッドプロフェッサー ) / Sweet Honey Overdrive
それではまた。